傭兵・・・のようなもの

パッケージ販売を行っているシステムハウスと私たちのような独立系で受託開発を行うシステム屋の大きな違いは、お客様の組織に対して指揮権を発動できるか否かという点にあります。
パッケージ販売を行っている場合、まず最初に核となるパッケージ商品ありきで必要に応じてカスタマイズを行うというスタンスのため、お客様の組織の仕組みそのものを商品に合わせてもらい、どうしても合わせられない場合、それ相応の費用をいただいてカスタマイズという作業を行いますが、パッケージという性格上、製品の根幹にかかわる部分についてはお客様の組織を変更していただかなければならないため、組織に対してそれなりに強い発言権を持たないと導入する事が出来ないわけです。

それに引き換え、私達独立系の受託開発者の場合、システムに関する決定権・指揮権はすべてお客様にあり、お客様の指揮下で開発を行う形となります。
もちろん、こうしたほうが良いと思う事については進言する事は出来ますが、最終決定権もなければ指揮権もない。
指図するようなことを口走ろうものなら、『組織の方針に逆らうのか!!』と反逆者扱いされることもしばしばあるしね。

いわば傭兵のようなもの。
相手の要望を満たすことが出来なければ容易に首を切られる存在です。
最前線に送り込まれて傷つこうものなら”役立たず”の烙印を押されて放り出されてしまいます。
もちろん、生き残るために武装はしますがフルアーマー状態で活動し続けるのには限りがあります。
時には武装を解いてゆっくり休みたいと思う事もありますが、生身の身体ですから、寝込みを襲われればひとったまりもないし・・・(^^;;

自分を卑下するつもりはないけれど、戦場から戦場を渡り歩くしか生きるすべを知らない哀れな存在です。
そしていつ、どこから砲弾が飛んでくるのか予測できないので、常に臨戦態勢を解けない因果な商売でもあるとも言えます。

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